企画主旨

東日本大震災復興のためのメディアを発行します。

概要

bloblo発行宣言
橘川幸夫


2011/3/11、日本に起きたことはそこに住む私たちに大きな、そして根本的な衝撃を与えました。古代より自然との調和を大事にしてきた日本に、地震・津波という自然の暴力が襲いました。人間の「想定」というものが、どれほど自然の大きさに対して甘く無力なものであるかを思い知らされました。そして、同時に発生した原発事故は、これまでの日本を襲ったどのような厄災よりも激しく私たちを不安のどん底に陥れています。近代技術というものの飽くなき追求の果てにたどり着いた技術の最高峰の事故により、放射線物質という、自然の力で処理しきれない汚物を、美しい日本に撒き散らしてしまいました。

多くのかけがえのない人命を失い、多くの暖かな生活を失った人たちが取り残されています。さまざまな人が、自分の出来ることや、得意とする領域で支援活動を開始しています。私は「メディア」に携わって生きてきました。やれることはメディア作りだけです。東日本大震災復興支援新聞「bloblo」(ブロブロ)を発行します。


●企画内容

1.ネット以外の人たちに伝え、交流を促進したい。

ネットの世界では、地震発生直後からさまざまな支援サイト、ソリューションサイトが立ち上がり、大きな成果を上げています。被災地のリアルな情報や動画が続々とアップされて、放射線物質の問題についても、さまざまな専門知識を持つ方々が情報を提供してくれています。

ネットは確かにスピーディに広範囲の情報を集め、拡散させていきますが、ネットの外には広がっていきません。ネットの中では当然のように語られていることが、ネットの外では、それほど知られていないことが多いと思います。ネットの外の世界をカバーするメディアは「新聞」や「テレビ」ですが、こうした古いメディアの構造では、今、起きていること、必要としていることが、必ずしも効果的に届いていないのではないか、というのが私たちのスタート地点の認識です。

私たちは、既存の新聞店の皆様と協議し、「bloblo」の配布を新聞店さんに協力してもらうことになりました。創刊号は首都圏で10万世帯に配布することになりました。


2.何を掲載するか。

メディアの機能は、事件の現場と、生活の現場をつなげることです。東日本の被災地と首都圏をつなぐメディアを作ります。更に、被災地には多くの心あるグループが献身的な支援活動を続けています。私たちは、支援者たちの活動のありさまを首都圏の生活者に伝え、支援のバックアップ体制を組んでいこうと思います。スローガン的に言うと「支援者を支援せよ」となります。

破壊された道路や建物は、政治行政の力で回復するしかありませんが、被災者の生活や未来は、日本中のすべての人たちで支えていかなければならないと思います。政治行政やマスコミが、311以前の古い体制構造のままで事にあたろうとしている中で、すでに、ユニークで現実的なグループの活動が、同時多発的に始まっています。私たちは、そういう人たちと連携して、より大きな支援活動を推進していきたいと思います。

組織の規模は問わずに、心の内側から出た想いに触発されて活動している方々の情報を募集しています。他薦・自薦問わず、情報を提供してください。また義捐金・支援金の呼びかけに紙面をご利用ください。


3.いくつかの手法開発

新聞店さんの協力を得て、新しい通販の仕組を開発しました。bloblo紙面で通販の告知を行い、注文を受けたら新聞店に注文数の商品を配送すると、新聞店が商品配送・集金までを行います。

通販については、売上の1割を義捐金に回していただきます。その際に、複数の支援先リストを掲載し、購入者に選んでいただく方式です。小さな活動でもユニークで効果が認められると判断した支援先を掲載していきたい。

また、中規模・大規模な支援組織などで、ネット以外のメディアを模索されている方には、共同紙面制作も検討しています。企業の震災CSR活動とも連携していきたいと考えています。

その他、必要に応じて、新しい手法を開発していきます。


4.原稿・広告を募集します。

被災者の声、支援者の声、生活者の声を掲載していきます。ご投稿、お願いします。建前や表面的な知識ではなく、肉声の伝わる投稿を期待しています。

新しい支援活動の動きや、トピックスがありましたら、情報提供お願いします。

広告出稿でご協力したいただける企業担当者の方、広告代理店の方を募集しています。


5.運営体制について。

チームblobloが発行します。
株式会社ペーパーメディア研究所(代表・青山一郎)と株式会社デジタルメディア研究所(代表・橘川幸夫)が中心となって運営していきます。

チームbloblo
ペーパーメディア研究所+デジタルメディア研究所
〒105-0003 港区西新橋3-23-5
T e l & F a x : 03-5733-3702

▼blobloサイト
www.bloblo.info/